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OTP

この章ではOTPについて取り扱います。

OTPは Open Telecom Platform の略称で汎用的な動作をまとめたライブラリのようなものです。 OTPを利用することによって、 記述されるコードの簡略化は当然のことながら、非常に頑丈であり、なおかつ柔軟なシステムの作成が可能となります。

OTPの基本概念は監視ツリー(supervision trees)です。 これは実際の仕事を行なうプロセス(ワーカー)と、それを監視するプロセス(スーパバイザ)とを 分離するものです。
以下に特徴をまとめます。

sup6

上記の図において、四角はスーパバイザを、円はワーカーを表しています。

この章の構成

この章は主要なOTPの機能について取り扱います。ビヘイビアとコールバックを学んだ後に 一つ一つ見ていきます。


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