Windowsへのインストールは実行ファイルがバイナリ形式で提供されているので簡単です。
通常ののアプリケーションファイルのインストールと同様に、ファイルをダウンロードしてそれをインストーラに従ってインストールするだけです。
以下に手順をまとめます。
環境
OS: WindowsXP SP2 pro
- Downloadサイトより最新版のバイナリファイル(Windows binary)をダウンロード
- 落として来たファイルをダブルクリックで起動すると、インストーラが開始する。
- 指示に従いインストールを行なう。
- インストールの完了
WindowsにおいてはErlangの実行ファイルを実行するだけです。
"スタート" -> "全てのプログラム" -> "Erlang OTP R12B" -> "Erlang"
実行ファイルは"werl.exe"という名称のファイルです。
指示通りインストールを行なっていれば
C:\Program Files\erl5.6.2.\bin\werl.exe
という場所に存在します。
コマンドプロンプトより起動することも可能です。その場合は実行ファイルへのパスを通して コマンドプロンプトに場所を教える必要があります。
パスの通し方
- "スタート" -> "コントロールパネル" ->
"パフォーマンスとメンテナンス" -> "システム" と選択- "詳細設定" -> "環境変数" -> "システム環境変数"
ここからは慎重に行って下さい。
まず 変数 の中から "Path" というものを探して下さい。
見つけたら、それを "編集" します。
書かれている表記の最後に以下を追加して下さい。決して今までの内容を消さないで下さい。
;C:\Program Files\erl5.6.2.\bin
上のパスは実行ファイルまでのパスになっています。
バージョンが違えばファイル名も異なるので、ご自身の環境に合わせたものに変えて下さい。
追加したら、内容を適用をします。
実行する方法は、コマンドプロンプトを起動して、
コマンド erl を実行するだけです。Erlangが起動するようなら成功です。
このwebページはErlangの実行環境がMacOSX(Unix)という前提で書かれています。
したがって、コンソール(ターミナル)に関する記述などはWindowsにおけるものと若干異なってきます。
ただ、Unixのコンソールを関する操作は「Erlangの起動」「Erlangのコンパイル」「ディレクトリ移動」程度しか使いません。 これらの操作は全てWindowsのコマンドプロンプトからも行なえます。適時読み替えて下さい。